皆さん、こんにちは。富岡町役場の佐々木と申します。富岡町の状況報告を始めたいと思います。
まずは自己紹介でございます。年齢は四十うん歳、二児のパパです。現在は、富岡町企画課に配属されており、主なお仕事はこの3つと「夜の部活♪」です。
役場に入る前は仙台のホテルで働いていました。その後、農家の長男としての宿命を感じて、富岡町役場に転職しております。震災当時は福島県の「相双県税」 に派遣されておりました。こちらで震災に遭いまして、県職員、それから町職員、消防団、この3つの役職を持ちながら、震災の業務をやっております。震災後 1週間から2週間経ってから、ようやく家族に会えました。
二児のパパ、私が思う復興のあるべき姿でございます。不真面目でございますが、これがわたしの復興のキーワードでございます。それが、役割分担と人の復興。ハードの復興、こちらは行政が得意にするフィールドでございます。ところがですね、ハートの復興は全くと言っていいほど苦手なフィールドでございます。この行政が不得意なハートの復興は、もちろん、我々、民がする役割と思っています。と言いますか、人の復興は我々に任せちゃってくださいと言った方がいいです。現状の課題はハートの復興をするための環境が必要ではないかと思っております。
それでは、課題の解決案、こちらを提案する前に、富岡町の現況をザックリお話ししていきます。
富岡町は1万6,000人の町です。国内でも有数の「住宅地のど真ん中にある桜のトンネル」、「日本一小さな港だった小良ヶ浜漁港」と、そして何よりも「ポテンシャルの高い人がたくさんいる」これが有名な観光資源です。
地理的には浜通りの中間地点で、1Fと2Fのちょうど中間にあります。その立地条件から、官公庁を始めとした都市機能が集中しております。5箇所の土地区画整理事業をやりまして、住宅地がどんどん作られてきたということです。主な都市機能は富岡駅から東に広がる「2つの土地区画整理事業地内」に大体集中しています。
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