浪江町は沿岸部のほうが線量が低いんですけれども、津波の被害で何もない状態のところもあります。ここが浪江の中心部、ここが対馬地区です。震災当初、私は原発から20km離れた所にいて、20km離れたからここで大丈夫だろうと思って滞在していました。実はそこが線量が高かったと後で気が付きました。
これが、今現在の編成状況です。
こちらは浪江町復興計画です。最初に出てきた浪江町復興ビジョンは、子供達のメッセージが詰まっています。子供達の「帰りたい」という言葉が心に響いて、大人達はそれをどうにかできないのかなって考えました。
こちらは復旧・復興の道筋としまして、平成29年3月までを復旧実現期として、様々な復旧・復興作業が行われております。
除染の状況ですけれども、今最盛期を迎えていて、これからどんどん拡大していきます。私も工事で入っているのですが、今が最盛期で、半分くらいは進んでいるなと作業をしていて感じます。
こちらは災害廃棄物の処理ということで、減容化施設が急ピッチで建設されて、今稼動しております。災害瓦礫もすべて撤去されている状況です。ただ、この間、私も消防団で一斉行方不明者捜索した時、瓦礫も何も見当たらない農地の草を刈ると、まだ瓦礫が出てくるんですね。あれはまだ、もうちょっとやったほうがいいのかなと私は思いました。
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