八町村現状報告:浪江町(1)

八町村現状報告:浪江町(1)

皆さん、こんにちは。私は前司昭博と申します。浪江町の出身で、浪江高校を卒業後に仙台へ行き、二十歳の時に父の生業のクレーン会社に戻ってきました。生業はクレーンリース業と一般貨物運送です。今現在、双葉郡一円に重機を派遣して、発電所と除染工事に重機を回しております。

震災の時は東京の姉夫婦のところに避難したんですけれども、テレビを観ていて「福島は大変な状況なのに、俺はここにいていいのか」と思ったんですね。東京にいれば、ビールも飲めて、焼肉も食べれて… そんな生活が2〜3日過ぎた頃に自分は何ができるのかと考え、一週間後には戻ってきて、福島第一の中に入って、それからずっと作業しております。

 
 

私は地域の団体にいくつか所属していまして、まず「浪江焼麺太国」という団体。今日は会場内にブースを設けさせて頂いていますけれども、浪江焼きそばを使った町おこし団体です。次に「浪江町商工会青年部」。それと「浪江青年会議所」「日本青年会議所」、そして「NPO法人ハッピーロードネット」に現在所属しています。

 
 

浪江焼きそばを食べたことがある方はいらっしゃいますか。これ、よく「うどんじゃねーか」と言われるんですよね。ちょっと酷いんですけど、B1グランプリで優勝した時に一番多かったのが「うどんじゃねーか」という声だったんですよね。私、浪江焼きそばを焼く係をやっているんですけれども、私は浪江焼きそばよりもペヤングの方が好きなんですよね。私はペヤングのほうがおいしいと思って、今でも活動しております。

 
 

さて、では、ここからは真面目な話をさせて頂ければと思います。

浪江町は双葉郡の中で一番人口が多いところですね、面積も広くて、約2万人いました。

 
 

震災の時、地震と津波の被害を受けましたが、浪江町長もよく言っていたんですけれども、何が無念だったかというと、津波にのまれて声を上げている 人を助けられなかったことが一番辛かった。私自身も、消防団と浪江焼麺太国の友人が未だに見つかっておりません。

 
 

現在町民は避難しておりますが、福島県内 と46都道府県、そして海外に数名避難している状況です。

 

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